小学校から次のような要旨の文書が届きました。
今年度実施した児童のネットに関わる調査で以下のことが判明した。
・PCやオンラインゲームも含めて、インターネットを日常的に、長時間使用している児童がいること
・スマホなどの情報端末や3DSなどを使って、SNSに顔写真を貼り付けたり、動画サイトに動画を投稿している児童がいること全国的にみてもSNSがきっかけで小学5年生の女児が誘拐されるという事件をはじめとして、ネットに起因する犯罪やトラブルが多く発生している。情報・ネットモラルについて子どもの安全が守られるように、保護者が主体となって取り組んで欲しい。
学校ではネットの利用について以下のように指導している。
・1日の利用時間を決める
・You tubeやSNSへ自分からコメントを書き込んだり、コメントに対して返信したりしない
・自分や他人について、個人情報を載せない
・悪口や噂話を書き込まない
・決められた時間に終わり、早寝早起きをすること保護者・家族にお願いしたいこと。
・フィルタリングをすること
・約束を決めて守らせること
・携帯やネットをしない日を設けて、家族の団欒に努めること
・これまでに掲載した個人情報や投稿した動画は削除すること
いままでもネット利用に関して注意を促す文書は度々もらっていましたが、学校独自の校長・PTA会長名での文書はめずらしく、少なくともここまで具体的に踏み込んだ内容のものは今までなかったような気がします。それだけ、学校も危機感を感じているということなのでしょう。
私もこれを読んで、まだ小学生のあの子たちの中に、自分の写真や動画を投稿している子がいるなんてすこしびっくりしましたし、まあ今の時代特段驚くこともないかと思い直しながら、そういうことを知らなかった自分、自分の時代とは変わっているということを認識しなければいけないんだなと感じました。自分の子どもがやっていなくても、そういうお友達を接したり交流したりすることで、関わってしまうこともあるでしょう。
ネットの利用についても、「You tubeやSNSへ自分からコメントを書き込んだり、コメントに対して返信したりしない」ということまで指導されているとは思いませんでした。You tubeへのコメントと名指しなのに驚きました。今の子ってやはりYou tubeそんなに見ているんでしょうか。我が家ではYou tubeは見ますが情報が必要なときの情報源として見るだけ(codefriendsの授業動画とか調べ物とか)で、You tuber動画とかは見ていないので、ましてやそこのコメント欄についてまで注意が及ぶとは思いつきませんでした・・ただ、You tuberは小学生に大人気らしいので、いかに小学生の人気を得るかというのがYou tuberが生き残れるかどうかの分かれ道になっているのかなと考えると、コメント欄も小学生で賑わっているということなのでしょうか。
でも、この指導は正しいかなと思います。小学生がSNS上でコメントをやりとりするなんて危なっかしいとしか思えないからです。
ネットについては、私自身も考えさせられたことがあります。自分自身、実生活ではできないことをネットで実現しようとして、思いとどまったことがあるからです。
ネットというものができて、その中でのやりとりというのは、いろんな欲望をくすぐられる・・刺激的な誘惑に満ち溢れています。
そこに、匿名性というものも加わると、普段実生活ではできないことが、匿名のネットならできそうに思ったり、実際にできてしまうということがあります。でも、お面を被ってばかなことをして、そのお面が剥がされたとき、恥ずかしくなるようなことは、したらいけないんです。ネットは、実は匿名のようで匿名ではないと私は思っています。法律的には何か問題があれば開示請求もできますし、法律の外でも”特定”ということがされてしまいます。
だから、私はネット利用の注意点は「リアルでやらないことはネット上でもやらない」これに尽きると思っています。
ネットをやるなら、むしろなるべく、名前と顔を出してやる。そうしたらあまりばかなことはできない。匿名でやるにしても、名前と顔が出ていると思ってやる。身元が特定されたら困るようなことは書かない。リアルで、人に向かって簡単に「死ね」とか言わないでしょ、不特定多数の人がいる場所で、大声で人の悪口言ったりバカなこと叫んだりしないでしょ、目の前にその人がいたらそんな酷い言い方するかな、と子どもたちにも言っています。
それができないネットなんてそんなのつまんないじゃん!と言われそうですが、そのとおりです、つまんない範囲でやっている分には安全で、その面白さ、刺激を求める感覚が危ないんだなーと思います。
記事のような具体的な禁止事項のあるお知らせは、我が子の学校からは頂いたことはないです。
わざわざ「youtubeやSNSへコメントしない」とあるあたり、実際にお友達の悪口や個人情報を
載せてしまったお子さんが学校内にいたのかなっと思えます。あくまで推測ですが。
ところでわが子は…小学校4年生くらいからSNS投稿よくしてました(^^;)
SNSと言っても、WiiUや3DSでやるSNS(Miivarse)でしたので、比較的安心なSNSです。
親の私もいつでもみられる状態でしたし、任天堂が運営していたので「死ね」「きもい」「死にたい」
などのネガティブワードを投稿すると、2週間投稿機能を凍結されるペナルティがありました。
(たぶんYouTubeやLINEはこの機能はなかったはず)
運営のパトロールもしっかりしていて、わが子もよくぺナルティ受けてました。
「そりゃペナルティ受けるよね」って内容のアニメ作品への悪口を投稿しておりました。ただ、運営から
メールで「あなたのIDは●月●日まで投稿機能を制限しました。理由は以下の通りです。‥‥」
というのが来るので、「あ、こうゆうことは書いてはいけないんだな」と学ぶことはあったと思います。
そして、返信義務はないにも関わらずわが子はわざわざ「すみませんでした。」と返信していたので
「この子は大丈夫かな」と信じて見守っていました。中学になった今は、ニコニコ動画に投稿をよくして
ますが、まあまあ人を傷つけるようなことは書いてないように思います。(親が気が付いてないだけかも)
YouTubeやSNSは、親世代にはなかった道具なので、子どもたちを守るために学校のこういうお知らせだったり、
勉強会やら、ネット上の見守りサービスだったり、いい情報は取り入れていきたいなっと思いました。
『ネットは、実は匿名のようで匿名ではない』その通りです!
コードフレンズの生徒はこどもの世界ではIT上級者なので、理解しておかないといけないですよね。
WiiUとか3DSでも投稿はできましたね〜むしろそちらのほうが多いような。
そうなんですよね、親なり誰かが見守って内容にしても交流にしても行き過ぎを止めてくれる人がいればいいんですけど、環境もいろいろなんで、学校としてはこう言わざるを得ないのかな。
りょうくんはさすがですね〜いい経験をされて、進んでますね。
(>「そりゃペナルティ受けるよね」って内容のアニメ作品への悪口
アハ どんなのかちょっと気になるー^^)
実際はそうやって経験しながら学んでいくしかないので、上手に付き合えるようになって欲しいなと思ってます。